大成徒然

令和7年鎮花祭~伏見博明殿下をお迎えして~

2025/05/26 (月)

 4月19日(土)11時 上浮穴郡久万高原町大成 大成神宮にて令和7年鎮花祭が斎行されました。

 

 今年の鎮花祭は、宗教法人並びに医療法人の名誉総裁でいらっしゃいます伏見博明殿下にご臨席を賜り、約60名の参列者のもと盛大かつ雅やかに執り行われました。

 

 鎮花祭とは今から二千年以上も前の古神道の秘儀に属するもので、この日に限り御神前を花の辻と称して、桜の花玉串を奉る優雅な神事のことです。桜が散り始めるこの時期は、疫病の活動が盛んになるため、疫神である三輪大神の魂鎮めを行うというものです。

 

 天地鎮めの太鼓が静寂を切り裂くように響き渡り、神事が開始されました。玉串奉奠では椿神社宮司玉串の後、伏見博明殿下による立玉串が奉奠されました。続いて代表役員、責任役員始めとして、参列者一同による花玉串が御神前に奉奠され、御神前は色鮮やかな賑わいとなりました。最後に伏見博明殿下より皆さまに「おことば」を頂き、神事は滞りなく終了となりました。

 

 神事終了後には、きたやにて直会が行われました。参加者は伏見殿下とご歓談しながら、美味しい料理に舌鼓をうたれていました。